代表者

2017年度
第48代理事長
森岡 和人 君
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一般社団法人原町青年会議所 事務局

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2017年度 理事長所信

 

一般社団法人原町青年会議所
第48代理事長 森岡 和人

 

【はじめに】
 1970年、地域の志ある青年が集って当青年会議所が設立され、時代の情勢に即した力強い歩みにより地域の更なる発展と、人々の幸せを願いつつ青年の運動を展開して参りました。2011年に発災した東日本大震災によりLOMの存続が危ぶまれる状況がありながらも「青年会議所の灯を消すな」という強い決意のもと復旧、復興に向けた活動、運動を展開して参りました。先の見えない不安に包まれ、愛する地域の文化、コミュニティーまでもが失われる危機感のなかで真摯に活動を続けるうちに、ひとりまたひとりと同志が増えました。本年で47年の歴史を刻むにあたり今後もなお一層若き感性を研ぎ澄まし、問題意識を持ちながらも、青年らしく可能性を信じて進んで参ります。

 

【経験を確かな力に】
 一昨年、当青年会議所は45周年を迎え、小高区にて記念式典を執り行いました。また、昨年は、「つながり」による共助の精神を次代に伝え、市民とJAYCEEが共に創造する誇りと魅力溢れる自立した地域再興への強い想いを発信することを重点とし、第46回福島ブロック大会を17年ぶりに主管致しました。多くの市民・諸団体のご理解とご協力に改めて感謝するとともに、この貴重な経験をLOMの、そして会員一人ひとりの確かな力とすべく行動して参ります。

【未来を担う子供たちの為に】
 この地域の未来を担う子供たちに私たちができる事はなにか。それは特別な事をするのではなく我々がこれまでも大切にしてきた「きちんと子供に向き合うこと」が重要であると考えます。子供たちの「笑顔」があふれる、困難にも立ち向かい逆風にも折れてしまわない「しなやかな心」を育む事業を実施します。さらには、この地域に住み暮らす子供たちを「地域の未来」「地域の宝」と捉え、それらを発信する事業として「野馬追の里南相馬~子どもたちが描くふるさと絵画展~」を実施します。

【報徳の精神を現代へ】
 東日本大震災から6年が経過しようとする中、復旧から復興へ徐々にステージが移りつつある当地域において、今後必要とされるのが人々の「復興」のビジョンの共有であり、市民と行政が連携し「復興」を実現させる事だと考えます。当地域の長い歴史を紐解くと、「天明の飢饉」においては、人口が3分の1に激減し藩の財政も悪化し、まさに地域消滅の危機に瀕しました。その危機を打開したのが「報徳仕法」であり「至誠」、「勤労」、「分度」、「推譲」に代表される二宮尊徳の教えでした。この教えは時代や環境は違えども、現代に生きる我々にとっても指針となりえます。多くの人々と協働し「豊かな社会」の実現を目指すJCだからこそ、改めてその精神を学び行動に活かして参ります。

【人と人とのつながりが組織を創る】
 現在当青年会議所は、入会3年未満の新入会員が全体の3割を占めております。在籍歴も職業も様々であるなか、それぞれの人生で培ってきた素晴らしいスキルを持った人材が集まっております。年齢や青年会議所に入会した年の近い者同士の絆が横の糸ならば、先輩と後輩の絆が縦の糸となり、それらの絆が重なり合い組織を形成しています。さらにその結びつきを強め、また同時に会員一人ひとりのスキルをさらに高める事がより一層力強く運動を展開する為に重要であることから、会員相互の交流事業・研修事業を展開して参ります。

【つながりを知り、深める】
 青年会議所の大きな魅力の一つに、他の青年会議所とのつながりがあります。エリアの仲間であり震災からの復興という大きな共通課題を抱える相双4JC、昨年に主管した福島ブロック大会においては福島県内18LOMの皆様には素晴らしいご縁を頂きました。東北地区に目を向けると、本年度の東北地区協議会会長は当青年会議所がスポンサーJCをつとめる浪江青年会議所から出向します。また、日本青年会議所、そして友好青年会議所である成田青年会議所をはじめ、日本各地の青年会議所から心を寄せて頂いております。新入会員が多く在籍する当青年会議所において、このような背景を十分に認識しないままではつながりを深めることはできません。LOM内で継承するとともに、貴重な交流の機会である諸大会に積極的に参加して参ります。

【一人でも多くの同志と共に】
 青年会議所は40歳を迎えるとその年をもって卒業となり会員資格を失います。それは頼れるメンバーが居なくなる事であり、活動力、運動力の低下という一面があります。しかし、一方ではまさに「森林の階層構造」のように新たなる若木に日光があたり、今までになかった成長の機会を得るという側面もあります。その機会に際して十分に経験と修練を積んでいれば、挑戦する気持ちが自然に湧いてきます。社会という水面に事業という小さな一石を投じることによって波紋が広がり伝播していく、そして社会に対して小さな石を投じることのできる人を同時に育んでいく。個々の小さな行為の総和により想像を超えたパワーや結果を生み出すことがJC運動の原点であると考えます。 一人でも多くの青年にこの輪へ参加いただき、更なる運動の強化と継続の為に会員拡大に取り組んで参ります。

【結びに】
 近年、市民活動の活発化と社会貢献活動の多様化により「JCしかなかった時代からJCもある時代になった」という現状があります。しかし、「修練・奉仕・友情」の三信条を掲げ、まちづくり、ひとづくりの中から真の友情を育める組織は他にはありません。当青年会議所の価値は、そこに集い、活動する、我々JAYCEEによって決まるのです。地域に愛され必要とされる組織を目指し、先達が紡いでこられた伝統を継いでいくのは我々であるという気概を持ち、自らが地域に誇れる活動・運動を展開して参りましょう。

※ JC・・・・・・・Junior Chamberの略。青年会議所の意。
※ JAYCEE ・・・・青年会議所会員の意
※ LOM・・・・・・Local Organization Memberの略 各地会員青年会議所の意

 

 

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