2008年度 理事長所信
2008年度 社団法人原町青年会議所
第39代理事長 関場直隆
2007年1月、我々社団法人原町青年会議所は、第一回定時総会において、全会一致のもと、新たな決意をしました。この地域の新たな可能性を模索し、またこの地域の魅力を広めるため、社団法人日本青年会議所東北地区協議会「東北青年フォーラム」を主管・誘致すべく活動することです。
2007年度の活動の結果、2009年度東北青年フォーラムを(社)原町青年会議所が主管し南相馬地域に誘致することが決定しました。地域の、そして我々の新たな道が拓けたのです。
1970年に我々の先輩方がこの(社)原町青年会議所を立ち上げ、38年もの間、明るい豊かな社会を築き上げようという理念が受継がれてきました。その長い歴史の中、さまざまな地域社会に根ざした活動・運動をしてきました。これら歴史・伝統そして理念をしっかり受け止め、明るい豊かな社会を築くために、新たな道を歩んでいきます。
個から全へ 全から個へ
66億人。現在この地球上にはこれだけの人間が存在し、それぞれが日々生活を営んでいます。その中には、生まれたばかりの赤ん坊、何万人もの人を動かせる人、今日食べるのも困難な人、何十人もの子・孫・曾孫に恵まれた人、障害を乗り越えて生活する人、一日に何億円をも動かせる人、一国の長、家庭という一国の主、またそれらを支えている人たち…、66億とおりの人々がいます。
その中で、私たちはどれだけの人たちと接することができるでしょうか。
しかし、考えてみてください。例えば、目の前にあるただの鉛筆。これを使えるようになるまでに何人の人が携わったでしょうか。その鉛筆の原料となる森林を管理する人、鉛筆を作る人、鉛筆を作る機械を作る人、材料を運ぶ人、製品を運ぶ人などと何百人、何千人にいたるかもしれません。その人たちのおかげで、はじめて私たちはその鉛筆を使うことができるのです。
同じように、自分たちが日頃していることが回りまわってだれかに感謝されているでしょう。また逆になにげないその行動がだれかを苦しめているかもしれません。私たち一人ひとりがお互いに影響し合い、周りを取り巻くすべての人々のおかげで成り立っているのです。
おかげさまの感謝の気持ちをもち、すべてにおいて責任をもった行動をしなければなりません。
また、私たち一人ひとりの力は微力です。しかしそれらの力が集結すれば大きな力となります。(社)原町青年会議所全員が協力すれば何十倍もの力を発揮し、一人ではできなかったこともできるようになるのです。
同じように(社)原町青年会議所自体も社会全体から見れば小さな存在です。明るい豊かな社会を築くためには大きな力が必要です。その小さな存在である我々(社)原町青年会議所の行動が、社会に波紋を落とし、同じ志を持つ人たち・各団体との協働運動となれば、より大きなムーブメントになります。社会をも動かすことが可能な大きな力となるのです。
私たちは独りではないのです。まずは(社)原町青年会議所というしっかりした輪を作り、その輪を同じ志を持つ人たちへと拡げ、地域社会をも取り込む大きな輪にしていきましょう。
地域の魅力 発見・発信
我々の住むこの南相馬地域は、さまざまな魅力にあふれています。住民ならみんなが知っていること、限られた人しか知らないこと、いまや当たり前すぎて魅力として感じないこと、事柄・場所・人物、数え切れないほどあります。
「地域の夢・未来」関連事業などこれまで(社)原町青年会議所で行なったさまざまな事業で培ったものや地元の資料・文献をもとに、それらこの地域の宝をまとめ上げ、より多くの人に広めます。次年に東北青年フォーラムを控える今年だからこそ、東北6県はもちろん全国へ、全世界へ、そして未来へと発信していきましょう。
地域の未来を、地元で育む
(社)原町青年会議所では、青少年健全育成を目的とした事業を実施してきました。スポーツを通じて、参加した子供たちに、やればできるという達成感を実感してもらうことで心身の成長の一助となるよう、これまで「わんぱく相撲」「わんぱくトライアスロン」などの事業を展開してきました。
開催回数を重ねた両事業を、さらに活動の輪を広げ、より多くの人に関わっていただき、より多くの参加者を募り、盛大に開催します。
また、この地域で同じように青少年健全育成のために行なわれているものがたくさんあります。これらのものに積極的に参加し、未来を担う子供たちをこの地元で育んでいきましょう。
JC運動をとおして仲間を増やそう
昨今、会員減少が問題となっています。会員の拡大をしなければならないのは必至です。
そのためにも、まずは(社)原町青年会議所自体が魅力的な活動をし、組織の内外は問わず、志を同じくする人たちの仲間を増やしましょう。地域社会より理解を受け共感をしてもらうことが、会員拡大につながる術です。
2009年度東北青年フォーラムに向けて
東北JAYCEE一人ひとりと地域社会とが一体になって東北の未来を考える場としての東北青年フォーラム。2009年、東北6県77もの青年会議所、4千人ものメンバーがこの南相馬地域に集まるのです。
私たちは、その東北青年フォーラムを地元で開催するという大きな場面に立ち会えるのです。
今年、東北青年フォーラム開催に向けてPR活動を本格的にスタートします。この南相馬地域の魅力を再認識し、より多くの人と出会い、思いを共有することに努め、明るい豊かな社会を築くために邁進します。
地域社会の一員である(社)原町青年会議所。地域社会の一員である私たち一人ひとり。お互いに関わり合い、より大きな輪を創りましょう。
2008年度スローガン
個から全へ 全から個へ
~地域社会の一員である私たち一人ひとり より大きな輪を創ろう~
2008年度基本方針
1. 地域社会に根ざした活動
2. 組織力強化・ネットワーク強化
2008年度統一事業
1. 地域の魅力 発見・発信事業
2. 青少年健全育成事業
3. 2009年度東北青年フォーラムPR活動